DNS_PROBE_FINISHED_BAD_CONFIG 障害対応

ネットワーク障害の対応について

インターネット接続中、突然、エラーとなる

Windows10にしてからかルーターを買い替えてからかネットワークが切断することが頻回発生しています。その度に、ルーターを再起動して対処してましたが、切断する原因調査と対処方法を確立していきたいと思いました。(Kado3が居ないときでも家内や息子が対応できるように)マニュアルを目指したいと考えています。

その前に、我が家のネットワーク構成

LANネットワーク構成図
kado3のLANネットワーク構成図

無線WiFiルータに様々なネットワーク機器がぶら下がっています。特にネットワーク障害が多いのがWindows10のノートPCです。もっともスマホの場合は接続できないときは4Gに繋がるので気が付かないのかもしれません。

2日続けてネットワーク切断の障害が発生

DNS_PROBE_FINISHED_BAD_CONFIGというエラーが2日続けて発生しました。

「はてな」に接続時にネットワーク切断が発生
ネットワーク切断障害の画面

トホホの画面です(笑)。
確認すべき重要な点として複数のPCで発生している現象か単独のPCでの現象かを把握する必要があります。PC固有の問題かルータ等、共有部分での問題かによって対処すべき箇所が異なります。

まずは、Windowsネットワーク診断を実行してみる



Windowsネットワーク診断ツールで問題箇所の洗い出しをしてみます。今回は「問題を特定できませんでした。」と表示されました。
これまた「トホホの画面」ですね。(笑)

LAN環境の接続状況を確認します。

CMDでコマンドプロンプト画面を表示させ、ルーターまでの疎通テストを行いました。

pingでの疎通テスト
疎通テスト

ping 192.168.0.1と入力しenterキー押下します。(192.168.0.1はルーターのIPアドレス)
ping送信結果がリアルタイムに応答されます。正常であることが分かります。(青枠)
パケットを4つ送信し4つ受信しました。損失は0でした。(黄枠)

これで、ルーターまでは正常に働いていることが分かります。

WAN側のDNS環境がどうかチェックする

DNSは名前解決とも言われます。例えばyahoo.co.jpならそれを識別できるグローバルIPアドレスが、googleならそれを識別できるグローバルIPアドレスが割り当てられています。yahoo.co.jpやgoogleの名前とそれぞれのグローバルIPアドレスを解決するサーバーがDNSサーバーです。Googleが8.8.8.8という大変、便利でありがたいGoogle Public DNSを提供してくださいました。

DNS疎通テスト
tracertでDNS疎通テスト

cmdでコマンドプロンプト画面を表示させ、Googleさんのdnsサーバーまでの疎通テストを行いました。
tracertコマンドを使用します。「tracert 8.8.8.8」と入力しenterキー押下します。(赤枠)
リアルタムに通信経路が表示されます。契約しているプロバイダを経由し、dns.google[8.8.8.8]まで表示されます。(青枠)
それぞれのDNSサーバーを経由してdns.google[8.8.8.8]に到達しました。(黄色枠)

正常にWAN側も動作しているように見受けられます。
今回は気を取り直してブラウザ上で新しいタブからネット接続を試みたら正常にHPが表示されました。
結局、何をしたから正常に直ったのか判別できませんでした。

まとめ

・問題発生時、単独PCの現象か、または複数の端末での現象かを確認します。
・Windowsネットワーク診断ツールで問題箇所の洗い出しをしてみます。
・LAN環境の疎通テストはcmdでコマンドプロンプトから
     ping 192.168.0.1 (ルーターIPアドレス)
・WAN環境のDNS疎通テストはcmdでコマンドプロンプトから
     tracert 8.8.8.8 (Google Public DNS)
・今後、統計をとって傾向と対策をねっていこうと思います。

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